おススメの文庫本

おすすめの文庫本!世界各地に隠されたロボットのパーツ集めから世界が変貌していきます!「巨神シリーズ」

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巨神計画、巨神覚醒、巨神降臨の三部作

この物語の進行形式はレポートのような感じで、現場毎の状態が表現されて話が進みます。初めはちょっと戸惑う感じでしたが、このような書き方でもしっかりと物語の背景を読み取る事ができます。また会話のやりとりが主なので、各キャラクタの喋り口調などで性格もしっかり把握できました。サクサク読める物語です。

巨神計画


「BOOK」データベースより
少女ローズが偶然発見した、イリジウム合金製の巨大な“手”。明らかに人類の遺物ではないそれは、のちに物理学者となったローズの分析により、6000年前に何者かが地球に残していった人型巨大ロボットの一部だと判明。謎の人物“インタビュアー”の指揮のもと、地球全土に散らばったパーツの極秘回収作戦がはじまった。

穴に落ちた少女の下には大きな手の上だった場面から始まります。それは運命的なその出会いで、少女が大人になると、大きな手の巨神のパーツを世界中から集めるチームに関わる事となる。

世界中に散らばるパーツを集める事に成功するが、巨神の操縦席の足の形状が人間のような「く」の字とは反対になっている為、操縦者は後ろ向きで立つ形となり、歩くのにも至難の業となっていたが、ある男女関係の縺れによる事件が起こり、その操縦の問題も解決の方向へと向かう。その解決時のインタビュアーの冷血さ、権力、人を操る強さがかなり印象的でした。

そんなインタビュアーを手玉にとるバーンズの存在もこれから面白くなってくる。バーンズが語る物語は結構好きな場面です。

この巨神計画で、巨神の存在、これからの展開される巨神物語の下地ができます。レポート形式の構成なので、場面が移り変わりも早いので、動きがあってサクサク読めます。

巨神覚醒


「BOOK」データベースより
ロンドン中心部に突如現れた、第二の巨大ロボット―あれから9年、ついに恐れていた事態が現実になったのだ!6000年前、地球に巨大ロボット・テーミスを残していった異星種族のものであるのは間違いない。圧倒的な存在を前に、人類の命運はテーミスを擁する国連地球防衛隊に託された…。

物語が急展開してきます。ロンドンにいきなり現れた巨神の魔法のような科学力でたちまち何百万の人、物が消えさります。それに立ち向かう人類が操縦するテーミスの対応も意外で面白い。

続いて世界の各地に現れる巨神が出す煙により、更に被害は拡大していく。人類も対応するがまったく攻撃が何の効果もない。無力さを感じる人類に対して巨神たちが沈黙したまま。

テーミスの操縦に慣れてきたヴィンセントに様々な事態が起こります。それに関わり、新しい重要キャラも登場します「エヴァ」。…そうです。想像したエヴァから来た名前です。日本の漫画が影響しているのが何かうれしくなる。新たな物語が進み始めます。

インタビュアー、バーンズ、ローズ、ヴェンセント、エヴァ。次回作が気になる展開となって終わります。

巨神降臨


「BOOK」データベースより
人類が滅亡の瀬戸際で踏みとどまってから9年。アメリカは地球にただ1体残された巨大ロボットを用い、他国を蹂躙していた。それに抵抗する各国とのあいだで全面核戦争の危機が迫る中、巨大ロボット・テーミスがついに地球に帰還。それは6000年前にテーミスを地球にもたらした異星種族との本格的遭遇でもあった

テーミスが異星に転送され、 ヴィンセント 達は異星で9年間生活後に地球に帰還。帰還した国はロシアであった。そこで現状の地球を状態を聞く。
アメリカにあった壊れた1体の巨大ロボットを修復し、操作できるようにし、他国を征服していった。対抗するロシアがテーミスを利用してアメリカのラペトゥスに対抗する。ラペトゥスに乗るのは娘のエヴァ。一体どうなるのか。

話の中で分かってくる異星での9年間の出来事。
異星での地球時の立場。ヴィンセントの考え、エヴァとのすれ違い、ローズとの関係、その背景にある現地の政治体系など、段々と明らかになってくるのが面白い。

地球に帰還してからのヴィンセントとエヴァのもどかしい関係。一体この世界の混乱をどのようにして納めるのか。一気読みで楽しめました。

インタビュアーは以外な結果に終わり、バーンズの最後も…

★この物語も登場人物の個性が面白い!一気読み出来るシリーズです


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