量子宇宙干渉機
多元宇宙!別の次元の宇宙に行けるなら。。
東京創元社より
世界がふたたび全面戦争の危機に直面した21世紀、ついに量子コンピュータは完成を見た。この世界は唯一の存在ではなく、同様に無数の世界が並行してあり、それらの相互干渉によって何が出来するかが決まる。国防総省の極秘計画では、ある別世界に干渉することで現実の世界危機を回避できるというが……。
現在の世界が無限に存在しているイメージ。パッと発想できませんが、本を読んで意識だけが他の世界に旅行する感じを受けて理解できました。
タイムマシンの発想は1つの世界が時系列に縦に並んでいる感じ、多元宇宙は次元の違う無数の世界が横に並んでいる感じ。
物語では、横に並ぶ世界は量子が行きかう事があり、勘の良い人は違う世界の量子から考えを得ているという発想を元に話が進みます。様々な世界を旅し、指定した世界に再度旅する方法を発見、さらに新しい事象を見つけていく…
やはりホーガン氏のSFは最高です!
★ジェイムズ・P・ホーガン氏のベスト5!★