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おすすめの文庫本!旅を続ける男の一生の物語「旅のラゴス」

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旅のラゴス

作者の筒井 康隆氏の文章力が高く描写が分かりやすいので、すーっと物語に入っていけたので、あっと言う間に読み切りました。何とも不思議な感覚になる本でした。

「BOOK」データベースより

北から南へ、そして南から北へ。突然高度な文明を失った代償として、人びとが超能力を獲得しだした「この世界」で、ひたすら旅を続ける男ラゴス。集団転移、壁抜けなどの体験を繰り返し、二度も奴隷の身に落とされながら、生涯をかけて旅をするラゴスの目的は何か?異空間と異時間がクロスする不思議な物語世界に人間の一生と文明の消長をかっちりと構築した爽快な連作長編。

物語の始まりで集団転移の超能力を見せる場面から旅が進んで行きます。

途中に奴隷になるなど、苦境を乗り越えて過去の高度文明の後が残る目的地に辿りつく。どの場面でも必ず女の子の目を惹く存在となるところから見ると、ラゴスはかなりのイケメンでコミュニケーション能力に優れた人だと思います。

ラゴスはかなり芯の強い人のようで、何年もずっと部屋に閉じこもりで高度文明時代の本を科学から医学までジャンルを問わずに読み漁り学習を続けます。一度決めて、面白いと思った事はひたすらに続ける好奇心というか堅実性はすごいです。奴隷になった時、南から北に旅する時も転移をしないのもラゴスの変わった性格の一面だと思います。

苦難を乗り越え目的を果たして一生を旅で終えるラゴスは幸せです。






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