文庫本

図書館戦争(図書館戦争シリーズ1)。男勝りの女子隊員の行動や言動がめちゃめちゃオモロイ。普通に思いつく戦争モノではありません

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

図書館戦争(図書館シリーズ1)あり得ない行動をする女子隊員が面白すぎ

日本で初めて図書特殊部隊に配属された天然的な女子のオモロイ物語。

出版書誌データベースより

2019年(正化31年)。公序良俗を乱す表現を取り締まる『メディア良化法』が成立して30年。高校時代に出会った、図書隊員を名乗る“王子様”の姿を追い求め、行き過ぎた検閲から本を守るための組織・図書隊に入隊した、一人の女の子がいた。名は笠原郁。不器用ながらも、愚直に頑張るその情熱が認められ、エリート部隊・図書特殊部隊に配属されることになったが…!?

タイトルをそのままとらえてしまうと図書館と図書館で本の奪い合いするような物語を想像してしまうのですが、話はまったく違います。図書関連の争いはありますが、戦争という表現も言い過ぎ感もあります。話の中心は図書隊の女子、笠原郁がおりなすオモロイ話です。

笠原郁の体育会系のノリが面白すぎです。陸上で鍛えた体は男勝りで教官のきつい訓練にも耐え抜き、図書特殊部隊に選抜されるほどです。

郁の行動やしゃべりは現実だと相当な処分を受けるようなことを、上司に向かっていきます。格闘技の訓練で柔道している時に堂上教官に背中にドロップキックとかありえない。その後に関節決められて”クソ死ね堂上”ってこれもあり得ない。^^

堂上教官は郁にはいつも怒っていますが、かなりかわいがってるように思います。郁にはいつも”あほか貴様”っていうお決まり文句もいい。堂島二等図書正だけなく、小牧二等図書正など郁をとりまく面々から可愛がられる存在となっている。郁本人は気づいていないだろうが、郁の言った事や行動が周囲をそうさせるんでしょう。

同期の女子の柴崎一等図書正とのやり取りも面白い。柴崎は顔も可愛くて八方美人。さらに情報網はかなりのもので知らない事はないぐらい。郁は真反対で一般的な事もわかってないレベル。トップの基地司令の顔を覚えていないところは笑えます。

有川浩氏の今回の物語も最初から最後までニコニコしながらやさしく読める作品でした。続きがきになります。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

コメントを残す

*