図書館危機(図書館戦争シリーズ4)。良化隊員から作家を護り抜き、表現の自由はどうなるのか。
図書館戦争シリーズ4、表現の自由と郁の恋の行方はどうなる!?
出版書誌データベースより
原発テロが発生した。それを受け、著作の内容がテロに酷似しているとされた人気作家・当麻蔵人に、身柄確保をもくろむ良化隊の影が迫る。当麻を護るため、様々な策が講じられるが状況は悪化。郁たち図書隊は一発逆転の秘策を打つことに。しかし、その最中に堂上は重傷を負ってしまう。動謡する郁。そんな彼女に、堂上は任務の遂行を託すのだった―「お前はやれる」。表現の自由、そして恋の結末は!?感動の本編最終巻。
作家を巡ってメディア良化委員との争い。表現の自由について最高裁はどのような判決を下すか。
- その始まり
- 急転を駆けろ
- 奇貨を取れ
- 嵐を衝いて
- その幕切れ
- エピローグ
「その始まり」原発テロが発生。その手口が人気作家の当麻先生の作品と同じということでメディア良化委員が先生の拘束を計るが、図書隊により無事保護される…
「急転を駆けろ」良化隊員から当麻先生の身を隠すために策をねるが…。稲嶺顧問がかっこいい!柴崎と手塚の微妙な関係も気になる。
「奇貨を取れ」未来企画の手塚慧がテレビに出てメディア良化委員を批判し、世間を巻き込む姿がかっこいい!当麻先生の今後については…
「嵐を衝いて」当麻先生をメディア良化隊から護るため、負傷者が続出。堂上、郁の行方は…
「その幕切れ」当麻先生は?表現の自由は?メディア良化法?結末が楽しみ。
「エピローグ」この章は外せません!すっきりー。
図書館戦争もついに終局。面白すぎるシリーズでした。マンガや日本映画にまったく興味がない私は、図書館戦争がマンガにもなっているし、アニメ映画(9年前)や実写映画(7年前)にもなっていることを恥ずかしなかがら今頃知りました。これほどの作品ですからそりゃそうですね。想像してる郁や堂上のイメージが変わるかも知れませんが映画も観たい。
別冊としてまだシリーズ6まで続くようですので、もう少し楽しめる。